なにが変わったの?子ども・子育て支援新制度

公開日 2018年10月13日

子ども・子育て支援新制度ってなに?

今年4月から子ども・子育て支援新制度がスタートしました。
よくわからない、というあなた!
うちに関係あるのかな?というあなた!
私もまったく一緒なので、どんな制度なのか調べてみました。

高崎市では?どんな変化が?

国の制度やお金関係の話はさておき、高崎市では利用者にとって何が変わったのでしょうか?
ちゃいたかサポーターの目線で、保育を中心に調べてみました。

大きく変わったところは以下の3点

1、保育の選択肢が増えた
2、幼稚園や保育所、認定こども園の利用方法が変わった
3、保育所や認定こども園(保育利用)の保育時間が標準時間と短時間になった

以下、詳しく説明します。

1、保育の選択肢が増えています

幼稚園や保育所にお子さんが通っているご家庭では、提出書類などの変化で、子ども・子育て支援新制度のことを感じたという方もいるかもしれません。
高崎市では、幼児期の子どもが通うのは、幼稚園か保育所という2択のイメージから、新制度で設立しやすくなった認定こども園が加わり、選択肢が増えています。
認定こども園は、幼稚園と保育所の良いところをあわせ持つ施設です。

認定こども園てどんなところ?

2、幼稚園(一部)や保育所、認定こども園の利用方法が変わりました

幼稚園(一部)や保育所を利用するためには、認定を受けることが必要になりました。
3歳以上なら保育の必要の有無により1号または2号認定、3歳未満の保育を必要とする子どもは3号認定となります。(3歳未満の保育を必要としない子どもには、認定区分がありません)
詳しくは、入園を希望する園または保育課窓口に確認してください。
(幼稚園はこのしくみに入っていない園もあり、その場合、認定は不要です)

3、保育所、認定こども園(保育利用)の保育時間が2種類になりました

保護者の就労状況等により、保育時間が標準時間保育と短時間保育の二つの時間帯となりました。
標準時間保育は最大11時間、短時間保育は最大8時間となります。

うちの場合はどうなるのかな?

チャートで確認してみましょう

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認定区分早分かりチャート[PDF:83.7KB]

子ども・子育て支援新制度について、詳しくはこちらから見ることができます

すくすくジャパン 子ども子育て支援新制度なるほどBOOK

おしえて市役所のひと! パパママからのQ&A

子ども・子育て支援新制度の資料を見て、ちゃいたか世代のパパママからいくつか質問がありました。
そこで、わかりにくいところを市役所で尋ねてみました。

Q この制度がスタートして、保育を必要とするこどもの受け入れ数は何人増えましたか?
A 認定こども園等への受け入れ増加で、249人増えました。

Q 地域型保育(0~2歳)は高崎市にもありますか?
A 認可事業所はありません。高崎市は、0~2歳児の保育は保育所と認定こども園で対応しています。

Q 3歳が認定の分岐点のようですが、3歳の誕生日で認定区分が変わりますか?
A 変わります。
  3号認定→2号認定の場合…3歳になった時点で改めて手続きなどはいりません。認定証が送られてきます。
  3号認定→1号認定の場合…新たに手続きが必要となります。

Q 認定こども園のほうが保育園よりも入りやすいですか?
A 入りやすさは同じです。

Q 学童保育も変わりましたか?
A 設備や体制への補助が増え、より利用しやすくなります。

Q 利用者支援専門職員さんは、どこにいますか?
A 高崎市の場合は、保育課窓口で利用者の相談に対応します。また、こどもの発達などへの心配事は、こども発達支援センターへつなぐなど、きめ細かい対応をします。

気軽に相談、確認を

子どもと子育ての環境を良くしていこうとの目的でこの制度ができたのですが、まだまだ移行期間なので、わからないことがあれば確認したほうが良いです。
高崎市保育課窓口には、いろいろな保育の相談にのってくれる利用者支援の体制があるようですから、うちの場合は・・と個別の相談ができます。
せっかくの便利なしくみですから、良く理解して利用したいと思います。


ちゃいたかサポーターmasutani