心も身体も健やかに育てる『 しみずざかこども園 』

公開日 2018年10月25日

しみずざかこども園は、高崎市吉井町吉井川の住宅地にある認定こども園です。
2017年4月に幼保連携型の認定こども園に移行し、名称を清水坂保育園から「しみずざかこども園」に変更しました。

園舎

ちゃいたかサポーターの子どももお世話になっているので、ちゃっかり日常生活を見学させていただきました。
通っている園児の保護者としての意見も交えてお伝えします。

園の設備

しみずざかこども園の門は電子施錠されるタイプで、保護者にはカードキーが配布されています(卒園時に返却します)。
しっかりとした門だけど、かわいらしいので園児にも人気です。

園門

園児には広い園庭と面白そうな遊具がたくさんあります。

園庭遊具

いつもキレイで園児たちが使いたくなるかわいいトイレです。

トイレ

トイレ2

しみずざかこども園の保育方針

(1)健康で元気な子ども

  • 運動や遊びを通して、進んで体を動かすことの充実感を味わい生活のリズムを身につけ身の回りのことが自分で出来る

  • 年齢ごとに計画的な体力づくりを行い基礎体力と運動能力を養う

自由あそび

(2)思いやりのある子ども

  • くつろいだ雰囲気の中で情緒が安定し友だちを思いやる心を育む

  • 行事や日々の生活を通して人間関係の基礎を学び、社会のルールやマナーを身につける

自由あそび2

(3)自分で考え行動できる子ども

  • 言葉や文字への興味や関心を持ち、生活の中で話を聞いたり

  • 伝えたりすることで、相手や自分の思いを言葉や文字にする「理解力」、「表現力」を身につける

  • 職員との「安心感」や「信頼感」を土台に、自らの考えで「主体的活動」が出来る心を育てる

製作

こども園として力を入れていること

毎日の保育計画にリトミック運動による全身運動、鉄棒、跳び箱マット運動を取り入れ、基礎体力をつくり体幹を強化します。

リトミック

給食では皆で食事をすることの楽しさやマナーを学び、また、食育についての計画を策定し、年間を通して食材説明、食のマナー、調理体験や実演調理などを実施します。
全年齢とも毎日主食のごはんを伴う完全給食で提供します。

食育

マーチングの練習や発表を通じて音楽に親しみ、友達との連帯感と達成感、協調心を養います。

鼓笛2

鼓笛

運動会ではみんなでお揃いの衣装を着て鼓笛演奏を行います。年長さんは太鼓などの楽器、年中さんはフラッグ、年少さんはポンポンで参加します。
とても息の合った鼓笛なので、見ている親の感動は止まりません。
練習はリズムを取るために「りんご(うん)ばなな(うん)」と、子どもたちがわかりやすい言葉で教えてくれるので、年少さんでもしっかりとリズムが取れます。
子どもが鼓笛の練習中のときは、「りんご」「ばなな」といった言葉が家中で飛び交っています(笑)。
しみずざかこども園の運動会は、毎年10月に吉井運動公園体育館で行います。
天候に左右されず、雨でも開催されるので、安心して見に行けます。親にはありがたい限りです。
日頃の練習の成果を見せてくれる子どもたちの様子が楽しみです。

1日の保育のながれ

毎朝、お歌を歌い・体操をして・お約束を確認します。
晴れの日は園庭で、お天気が良くない日は園内放送で各お教室にて行います。
午前中は戸外・室内あそびを行います。
年間を通じて体力づくり、製作、散歩、行事練習(運動会の鼓笛演奏・お遊戯会演目)を行っているそうです。

製作2

夏季には水あそび(プール)があり、園庭に大きなプールが設置されます。
取材に行った日もとても暑い日だったので、プール遊びが気持ちよさそうでした。

プール

プール2

プール4

小さい子どもも水遊びが大好きなようです。

プール3

午睡は年少さんまでは毎日ですが、年中さんは4月から8月のプールが終了する週まで、年長さんは7~8月のプール期間のみです。

しみずざかこども園子育て支援事業「にじいろクラブ」

就学前のお子さんと親子で楽しくすごしたり、ちょっとした育児の相談事を気軽にお話しできる子育て支援プログラムだそうです。
お子さんの成長を共に喜び、分かち合ったり、保護者の方々の出会いの場となればとのこと。
予約は不要で、参加費は無料です。
取材をした日もたくさんの親子が来園していました。
希望者は水遊びもできますし、希望しない人は室内で遊んでいられます。

子育て支援様子

子育て支援様子2

にじいろクラブで遊ぶときは、自分の名前を書いた名札を付けます。初めて参加する人は、当日に名札を作ります。

子育て支援名札

名札は年齢別で違う色にになっているので、同じくらいのお友だちを見つけるのが簡単です。

子育て支援

どの園に子どもを通園させようか迷っている保護者には、実際のいつもの子どもたちの様子を見ることができると好評です。
日常の保育の状況がわかり、子どもを預けるに当たって
安心するとのこです。
また、にじいろクラブで子ども同士、保護者同士が顔見知りになっていると、その後に同じ園に通い始めた時も、すぐにお友達ができて、子どもも安心するようですね。
子育て支援が開催していない日でも、予約制ですが、子育て相談を受け付けてくれています。
子育て・成長・発達についての悩みなどがありましたら、気軽に相談にしてみてください。
にじいろクラブの開催日や行事などについては、しみずざかこども園のホームページ・にじいろクラブで確認してください。

にじいろクラブの開催日程

開催日:毎週木曜日
開催時間:午前10時〜11時30分

ちゃいたかサポーターのレポート

1972年4月に開園した歴史のある園なので、3世代でこの園に通っているという家庭もあるほどです。
卒園した子が親になり、自分の子どもを通わせたいと思える、とても温かい園だと思います。
子どもたちもすごく心が成長してくれて、園児全員のフルネームはもちろん。お迎えに来る両親やおじいちゃん、おばあちゃんのお顔まで園児が覚えています。
お友達が困っていると自然と協力できるようになっています。
また、園の体制が、朝送って行って入り口のところにいる先生が担任の先生以外でも、お帳面に書けなかった園児のことをさりげなくでも報告すると、ちゃんと担任の先生に伝わっているのが本当にすごいと思いました。
担任の園児以外でも先生方は全園児のことをわかってくれているので、ちょっとしたことでも話が出来るので、親としては本当に安心です。
ちゃいたかサポーターは、この園に子どもを通わせて既に8年目なのでちょっと主観も入ってしまいますが、子どもが小学生になった後に「この園に通わせていてよかった」と思えるのはすごいことだと思います。
それだけ身体はもちろんですが、心が健やかに育っているんです。
その環境をしっかりと与えてくれる園だと思います。

基本情報

名 称:幼保連携型認定こども園しみずざかこども園

運営者:社会福祉法人 愛育会

所在地〒370-2133 群馬県高崎市吉井町吉井川771

電 話027-387-2154

FAX027-387-2371

メールkodomoen@shimizuzaka.jp

ホームページ:https://www.shimizuzaka.jp/


ちゃいたかサポーター Namiki

地図

しみずざかこども園