子どもの健やかな育ちを おひさま飯塚保育園

公開日 2018年10月13日

おひさま飯塚保育園(高崎市飯塚町)は、北高崎駅近くの静かな住宅街にあります。

暑い夏のある日、ちゃいたかサポーターが見学させていただきました。

外観

門から園庭に入ると・・?園庭全部が砂場!?園舎の前は、ほぼ砂場です。
これにはびっくり!ダイナミックな砂の池が目に飛び込んできました。
こんな保育園、楽しいだろうな・・心の中に、たくさんのワクワクがあふれます。

 

園庭

 

保育のようす

 

毎日さんぽをします

毎日、年齢と同じ距離を歩くそうです。1歳児は1キロ、2歳児は2キロ・・この日は猛暑の7月だったので、お散歩はせず、プールや近くの公園でたっぷり遊んでいました。
この公園は園から100mほど歩いたところにあるけやき公園です。
木陰がやさしく、外遊びも安心です。運動会もこの公園で行うそうです。

年長さん


年長さん2
公園から園に帰る年長さん。最後尾に大きなカゴを背負っている子が・・
公園で摘んだ草が入っています。戻ってすぐにうさぎ小屋に。
おいしい草を、はいどうぞ。

うさぎの餌 ウサギの

 

夏はプールあそび

第2園庭

第2園庭には遊具もあります。夏にはプールが設置されています。

低年齢児から順番に水あそびをします。1歳児、自由な感じでお着替え中です。

1歳児着替え2

水·砂·土で、たくさん遊びます

砂遊びはいつでもできる環境。クラスでの保育の合間にも、時間のできた子は砂場へ。
道具の使い方が上手。腰が入っています。

砂場1


砂場2 片付け

思いいっぱいに絵を描く

夏祭りの灯籠にする絵を描く様子を見学しました。横長の紙にソフトペンで線を描きます。
年中さんは、先日キャンプに行ってきたばかりなので、思いいっぱいに力強い線が描かれます。
今日は線描き、あとで色を付けていくそうです。描画2(2)


描画1(2) 年中描画2
園長先生に見せよう··テラスを歩くと、事務室までの間にいる先生たちが言葉をかけてくれます。
「お、いいねえ」「すごくよく描けたねえ」
園長先生も絵のお話をたくさん聞いてくれます。
みんながよろこんでくれるから、見せたくなっちゃうよね。
3描けたよ 描けたよ

取り組み方は子どもそれぞれ。仕上がったら砂遊びを始める子もいます。
「一斉保育はないのですか?」と園長先生にうかがいました。
「活動によって、必要な時は一斉もあります。たとえば、リズムは全園児で行うこともあります。意味のない一斉保育はしないんですよ」とのこと。納得です。

リズム

リズム活動は、2階ホールで全園児一斉にすることもあるそうです。
リズム
(写真はおひさま飯塚保育園提供)

お昼はテラスで

お昼やおやつは年間を通してテラスで食べます。
冬も、雪が降るなどの特別に寒い日以外はテラスで食べているそうです。
1歳児は他のクラスより早い時間に食べ始めます。
後ろでは、まだ砂場あそびが展開中ですが、よく集中ししっかり食べています。

1歳児ごはん2 2歳児ごはん


待つ
給食を運ぶお当番さん。待つときも楽しく。
先生たちの表情が生き生きしています。

保護者の協力とともに

「4歳児は先日キャンプに行ってきました。5歳児は海に行ってきたんですよ。尾瀬にも行きます。」
「それは、先生と子どもたちと行くのですか?」
「いえいえ、保護者もいます。保護者がいるので行けるのです。」
「尾瀬はどのくらい歩きますか?また、日ごろから準備をするのですか?」
「尾瀬は20kmくらい歩きます。特別準備というわけではありませんが、山名もよく歩きに行きます。みんな元気に歩きますよ」
毎日小さなときからお散歩をしているので歩けるのですね。

生活で大事にしていること

以下の3点は家庭にも協力をお願いしているそうです。

◆早寝早起き

◆甘いものを食べない

◆テレビなどでなく、人とのかかわりを大切に

また、園では、0歳児は布おむつ、1歳児はパンツにしてトイレで排泄をします。
人として、心地よさを知ることを重視するからとのこと。
おうちでは紙おむつの方もいますが、園ではこのようにしているそうです。

食事は、和食中心でお味噌汁は出汁をとって作り、白砂糖は使わないなど調味料にも気を使っているそうです。

ちゃいたかレポート

「うちは手狭なので、とにかく保育士には場所のやりくりで苦労をかけています。」と園長先生がおっしゃいました。
たしかに園舎の前はせんぶ砂場という園庭は見たことがありません。
しかし、子どもたちの描く絵を見て、その力強さと伸びやかさにとても魅力を感じました。
毎日、子どもたちは、この手狭とおっしゃる園内にとどまらず、地域や他の施設を大いに利用して、たくさん体を使い、たくさんみんなとかかわって、のびのびと大きくなっているんだな、と感じました。
先生たちの子どもへの声掛けの温かさ、対応の丁寧さ、表情の豊かさは、子どもたちの自由さや安心感を育て、体と心を充分に使う、豊かな毎日が作られているのだろうとすがすがしく感じました。

基本情報

社会福祉法人太陽福祉会 おひさま飯塚保育園

群馬県高崎市飯塚町733-6
TEL:027-362-7408
FAX:027-363-1651

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