公開日 2013年04月01日
倉賀野児童館に行った日はおもちゃの図書館と、地域の方のハーモニカ演奏が行われていました。館長さんにお話しをきくと、イベントの盛りだくさんなことに驚きます。
また、安全な環境を守るための児童厚生員さんの日々の活動も見せていただきました。
地域ぐるみのあたたかさ
倉賀野児童館のもっとも大きなイベントは、毎年秋に行われる《地域交流まつり》。和太鼓あり、けんちん汁あり、地域の方々とともに行う子ども達のためのお祭りです。また、倉賀野小学校で昼休みに紙芝居を読む移動児童館など、地域の児童館としてのさまざまな活動が行われています。
この日行われていた地域ボランティアによるハーモニカ演奏では、ハーモニカの童謡演奏にあわせ、みんなで歌を歌います。チューリップ、春の小川など、ママの歌声に包まれて、小さな子ども達が遊んでいる様子は、あたたかい春の日だまりのようでした。
おもちゃの図書館
おもちゃの図書館の日は、いつもとちがっためずらしいおもちゃがたくさん出されます(月2回)。子ども達も、あたらしいおもちゃに誘われて、遊びに夢中です。遊んだ後のおもちゃの消毒も、子どもたちと一緒にします。おもちゃを大切に使う心も育ちそう。
安全・安心のために・・・児童館の舞台裏
児童館のスタッフは、児童厚生員さん。子ども達は児童館の先生と呼びます。 先生たちの仕事は、子どもたちの遊びの提供、イベント企画、お母さん方の相談など実にさまざま。日々の安全管理は目に見えない大切な業務のひとつです。開館前の準備は、館内清掃、庭の危険物除去、遊具の安全点検、砂場おこし、水まき、植物の手入れなど。
手入れの行き届いた花壇。毎年、一年草は自家製の種で。お花があると、ホッとします。子どものナイーブな心には、お花はかかせません。さすがです!お砂遊びは子ども達の大好きな遊びのひとつ。砂場は、異物混入防止のためのネットをはずし、毎朝スコップで砂をやわらかくします。砂場は年1回、砂場の消毒と砂の補給、細菌検査が行われているそうです。安心!
ノロウイルス対策オリジナルセット
感染力が強くやっかいなノロウィルス。館内でおう吐が起きた場合、ノロウイルス対策として、処理の手順付きのオリジナルセットを常備しています。家庭での対策のため、講習会も2回開催されたそうです。ぜひ参加したいです。