公開日 2016年06月16日
「栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)」。香木の栴檀は、発芽した双葉の頃から香気を放つそうです。立派な人は幼い頃から優れているという意味のことわざですが、「せんだん保育園」の園名には、そんな思いが込めらています。
「まっすぐに」育ってほしい
せんだん保育園の保育方針は「元気に・仲良く・まっすぐに」です。「まっすぐにという言葉が掲げられている保育園は少ないのではないでしょうか」と園長先生は語ります。
「まっすぐに」という言葉からは、芯が強く、しっかりと人生を歩んでいく子どもたちの姿が思い浮かびます。
あたたかな雰囲気の中で培う礼儀
せんだん保育園は、とてもあたたかで、やさしさに包まれた保育園です。子どもたちの伸び伸びとした生活を見守りながら、基本的な生活習慣や幼児期の心の成長を培っています。
ごはんを食べる時はごはんを食べる。食べ終わったらきちんと歯を磨く。お手洗いは綺麗に使う。はきものを揃える。返事は大きい声で。挨拶はきちんとする。
当たり前のことが、しっかりとできることが大切とせんだん保育園は考えています。まっすぐな行いはまっすぐな心を育てます。まっすぐな心は、保育士さんたちの大きな愛情に包まれて育まれています。
遊びにアイデアいっぱい!創造力を育てる
せんだん保育園の園内には、「コーナー遊び」の場所が何カ所か設けられています。子どもたちは想像力の翼を広げて自由に遊んでいるそうです。
コーナーを見てみると大発見!なんと、かわいいドレスでコスプレ遊びもできます。副園長先生のアイデアということですが、発想の豊かさを感じます。自分も小さいころに、こんな遊びができたらなあと、ちょっとうらやましく感じるママもいるのでは。
園庭の遊具も楽しそうです。
保育方針
元気に 仲良く まっすぐに
元気に
子どもはエネルギーの固まりです。
成長していこうとする力に満ちあふれています。
この力を大人の都合でいたずらに枠に押し込むことはせず、出来うる限り伸びやかに育てていきたいと考えます。
仲良く
今、少子化の時代。
兄弟が少なく、同世代の子どもと触れあう機会も昔よりだいぶ減ってきています。
人は人と関わり合わなければ生きてゆけません。
幼い時期に子ども同士の付き合いの中で人との関わり方を自然に身につけていくことが、将来大人になってから正常な社会生活を営む上で非常に大切だと思います。
かつては、子ども同士自然に群れて遊んでいました。
しかし今は残念ながらそういう社会ではなくなってきています。
大人が子どもたちに子ども同士の遊びの場を提供してやらなければなりません。
保育園はまさにその子ども同士の遊びの場です。
この遊びの場で、子どもたちは人付き合いの基本を身につけていきます。
この遊びの場を温かく見守り、人と人との付き合いの基本ルールを適切に指導していくのが私達の重要な役割であると考えます。
まっすぐに
最近犯罪の低年齢化が進んでいます。何故なのでしょうか?
大きな理由の一つとして、大人の世界の価値観の多様化が子どもの心を迷わせている、ということがあるのではないかと思います。
書店には様々な育児書が溢れ、内容も様々です。
大人も子どもをどのように育てて良いか分からない。今はそんな時代です。
分からなくなったら基本に返ってみることが重要ではないでしょうか?
当園では、基本的な生活習慣の確立こそ、幼児期の適切な心の成長に不可欠なものと考えます。
ごはんを食べる時はごはんを食べる。食べ終わったらきちんと歯を磨く。
お手洗いは綺麗に使う。はきものを揃える。
返事は大きい声で。挨拶はきちんとする。etc
まっすぐな行いはまっすぐな心を育ててくれます。
上に挙げましたのは皆ごく一般的な当たり前のことではありますが、この当たり前のことを日々怠りなくきちんと指導していくことが子どもの心を偏りのないまっすぐなものにしていくために不可欠であると考えます。
対象年齢
0才~就学前
保育時間
平日 7:30~18:00
土曜日 8:00~15:00
住所・電話・ホームページ
社会福祉法人双葉会 せんだん保育園
高崎市並榎町393-2
電話 027-322-2160
FAX 027-326-0935
ちゃいたかワンポイント
せんだん保育園の創立は昭和28年。中心市街地に近く、街の人たちとの関わりも深い保育園です。園児の祖父祖母がお迎えにくる家庭もあり、「おじいちゃん、おばあちゃんの応援は、子育て世代にとても大切ですね」と園長先生は話しています。