図書館で読み聞かせ/月・木お話しの会

公開日 2016年08月30日

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月・木お話しの会は、子どもたちに絵本の楽しさを届けるため、中央図書館で読み聞かせを行っています。

TVやゲーム、スマホがあふれる世の中、絵本で子どもの心を育ててみませんか?

子どもも大人もみんなで楽しむ

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読み聞かせが始まる前、中央図書館5Fのおはなしの部屋にはちらほらと人がいるだけでしたが、読み聞かせが始まると一気に満員に!
この読み聞かせのために図書館に足を運んで下さる親子もいらっしゃるとのことです。
基本的に年齢制限はないため、取材日が夏休みだったこともあってか小学生の姿も見えました。

読み聞かせが始まりました。
抑揚がついた語り口や巧みな動きでどんどん子どもたちを魅了していきます。
物語に引き込まれていくようです。

とても聞き応えがあったのですが、そこは元気いっぱいの子どもたち。
途中でじっとしていられなくなります。
しかし、ちょうどそのころを見計らって「だるまさんが」や「ペンギン体操」など、動きを取り入れられる絵本をチョイスし、子どもたちを飽きさせない工夫もしています。

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子どもたちも大人も皆楽しそうに話を聞いたり、身体を動かしています。

会場が大盛り上がりの中、予定の30分を終えました。皆さんの楽しそうな表情が印象的でした。

月・木お話しの会の皆様にインタビュー

月・木お話しの会はボランティア活動。いったいどのようにすればこんなに子どもたちを楽しませられるのか?お話しを伺ってみました。

Q:活動の目的は?

A:子どもたちに絵本の楽しさを届け、絵本に親しんでもらい、子どもの心を育てることです。

Q:絵本はどのように選んでいますか?

A:その日に集まっていただいた方の年齢などを考えてイベントの直前に選んでいます。また、集まっていただいた方の反応によって、即興で次の絵本を決めたりとその時々に合わせて選んでいます。

Q:気をつけていることや力を入れていることはありますか?

A:絵本を何度も読み込んでから読み聞かせをしています。なので、読んでいる絵本は全て自前です。また、子どもが飽きないように最初に長めの物語を読み、途中少し飽きてきちゃったかな?という頃に動きが入る絵本や手遊び、わらべ歌や唱え歌を一緒に歌うこともあります。
また、アニメなどのキャラクターものはほとんどやりません。あくまでも絵本の楽しさを知ってもらいたいのです。

Q:読み聞かせに参加するときに気をつけることはありますか?

A:お子さんと一緒にお母さんお父さんも楽しんでください。子どもたちは親のことをよく見ていますので、親が楽しんでいないと子どもも絵本に集中できず、素直に楽しむことができません。

Q:この活動のやりがいは?

A:とにかく皆さんに楽しんでもらえることがやりがいです。朗読している絵本に夢中になって、じーっと聞いてくれているととてもやりがいを感じます。以前、読み聞かせに参加してくれた子が本好きになって、成長してから訪ねてきてくれたこともとても嬉しかったです。今後もずっと続けていきたいと思っています。

 

インタビュー中も皆さんきらきらした笑顔で答えてくれました。今回お話しを聞いた方の中には、以前は参加者としてこの読み聞かせの会に参加していて、「自分もやってみたい!」とボランティア活動を始めたという方もいらっしゃいました。普段は未就学児が多くいらっしゃるのですが、今後は、小学生にも楽しんでもらえるよう日程や絵本のチョイスなどを工夫しているそうです。

月・木お話しの会

reading club

活動日

毎週月・木
毎月第2土曜
毎月第4日曜

11:00~11:30

場所

高崎市中央図書館5階 おはなしの部屋

費用

無料

対象

赤ちゃんから小学生くらいまで


reported by Hoshina

 

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