地域で支え50年 さわらび幼稚園

公開日 2013年12月11日

★お知らせ★
 さわらび幼稚園は、平成29年度より「認定こども園」へ移行しました。
 下記の情報は、取材時点のものであり、現在とは異なる場合があります。


豊かな自然に包まれた下里見町にある、さわらび幼稚園です。

外観

この幼稚園は、55年前にこの場所にあったお寺を母体に誕生し、その後、地域立の幼稚園として運営されて長い歴史を築いてきました。

地域立の幼稚園は、群馬県内に3園ほど、とても珍しいかたちです。

松田攻園長先生のお話から、さわらび幼稚園は地域で守ってきたみんなの幼稚園である、という雰囲気がよく伝わってきます。

105名の園児が、毎日元気に過ごしています。

保育風景

伺ったのは11月下旬、おゆうぎ会の練習中でした。

各クラス、いくつかの演目に取り組むため、練習グループと個別に絵や粘土などであそぶグループに分かれ活動していました。

笑顔でダンスを見せてくれる子ども達。お絵描き組も待っているというよりは落ち着いてじっくり絵を描いています。

hoikuhuukei  保育風景3

給食風景

充分な量のおべんとうですが、みんなしっかり食べています。おいしいかな? 

給食

このクラスは、今年度満3歳になるひよこ組です。
例年、年度中に順次増加します。今年度は4月に4名からスタートし、11月現在で10名です。

子育て支援センター『エンゼルクラブ』

地域の方に開かれた、子育て支援センター『エンゼルクラブ』です。

温かな木の香のお部屋には、いつもたくさんの親子でいっぱい。
エンゼルクラブ1 エンゼルクラブ2

エンゼルクラブトイレ エンゼルクラブ 手洗い

園庭は、安全のために、園児が保育室に入ったら使えます。

園庭1 園庭2

プール室

夏は園児のプールとして、オフシーズンでは、エンゼルルームの子ども達の遊び場として活用されています。

プール室

人とのつながりが家族のようなあたたかさ

ちゃいたかレポート

地域で支える地域立の幼稚園、さわらび幼稚園はたくさんの人のつながりが感じられる幼稚園でした。

園児の家族は、単に園児の家族というだけでなく、父母、祖父母まで親子3代にわたる旧知の人や、卒園生などが多く、そのせいか保育や園の雰囲気が安心感や安定感に包まれていると感じました。

副園長の高橋千恵先生は、この幼稚園の卒園生、そして先生の息子さんもまた、さわらび幼稚園の卒園生だとか。

地域の皆さんにとって、この幼稚園がどれだけ大切な子育ての拠点であるかがよくわかります。

おゆうぎ会の練習が大詰めという時期でしたが、園児や先生方の様子もとても穏やかで、ダンスを練習しているお友達以外の、絵を描いている子どもたちが、リラックスして描画を楽しんでいたのも、とてもホッとする風景でした。

自然豊かな静かな町でみんなが守ってきた小さな幼稚園。

さわらび幼稚園は、家族のようなあたたかい幼稚園でした。


学校法人里東学園 さわらび幼稚園

住所 : 高崎市下里見町468
TEL : 027-374-2036
FAX : 027-374-5868
ホームページはこちら(エンゼルクラブの予定表も掲載しています。)

子育て支援センター『エンゼルクラブ』

開設時間 : 月~金 午前9時30分~正午
料金    : 無料
その他   : どなたでも気軽にお越しください。利用時間は自由です。


ちゃいたかサポーター masutani

地図

さわらび幼稚園