公開日 2016年11月25日
★お知らせ★
明徳幼稚園は、平成31年度より「認定こども園」へ移行しました。
下記の情報は、取材時点のものであり、現在とは異なる場合があります。
2016年11月、通町にある明徳幼稚園に伺いました。
慈光通りから北側に路地を入っていくと、お寺の敷地内に園舎が見えてきます。
クラス数
年長組(5才児)…2クラス、年中組(4才児)…1クラス、年少組(3才児)…2クラス
保育時間
9:00~14:30
預かり保育
早朝預かり 8:00~9:00 降園後預かり 14:30~19:00
昼食
月・水・金…給食と牛乳 火・木…お弁当
園服
登園、降園時は園服着用、在園中は作業服(スモック)に着替えます。
1日2回のお着替えは、年少さんでもしっかりできるようになるそうです。
(写真は園服と年少さんの着替え入れボックスです)
園の特色
大正8年に始まった 歴史ある園
明徳幼稚園は、創立およそ100年という歴史ある園です。
戦時中は一時閉園したものの、戦前に子どもの預かり施設として開設されて以来、ずっとこの街中にあります。
「我が家は3代、明徳幼稚園に通っている」という家庭もあるそうです。
預かり保育 夜19時まで
預かり保育が19時までというのは、幼稚園の中でも長いほうですね。
19時というのは、「遅くても就寝してもらいたい」21時より逆算した、精一杯の時刻だそうです。
とはいえ、毎日親御さんと関わる時間が少ないと、元気が無くなってくる子どももいます。
その複雑な気持ちをうまく表現できない子どもたちの代わりに
「週末、たくさん関わってあげてください」とお話されているそうです。
また、一時預かりは、毎日利用するのではなく、急用等により一時的に利用することもできるそうです。
とてもありがたいですね。
保護者の希望に精一杯寄り添いながらも、あくまでも子どもが中心で「健やかに元気に育ってもらいたい」という園の願いが感じられます。
給食の日とお弁当の日
明徳保育園では、給食の日とお弁当の日があります。
お弁当の日があることで、「今日もお弁当ありがとう!」「ママ、明日は〇〇入れてね!」などと、おうちの方との愛情のキャッチボールができます。
また、週2回お弁当であれば、天候をみながら公園などに行き、青空の下で時間いっぱい遊んだ後にお弁当を食べることもできます。
週初と週末の時間を少しでも節約するお手伝いをするために、月・水・金は給食を実施しています。
仏教の教えを大切に
園舎の隣にあるお堂では、週1回ほど、法話があります。
時には絵などを使いながら、お釈迦様の教えを、子どもたちにもわかりやすくお話します。
年3回、仏教行事があります。
また、入園式、卒園式もこのお堂で行い、仏様に入園と卒園の報告をする場としているそうです。
魅力たくさんの校外活動
明徳保育園はその立地から、中央銀座、デパート、市立図書館などに歩いて行くことができます。
また、園バスで、観音山ファミリーパークや群馬の森など大きな公園に行くこともあります。
園舎が街中にあるため、広いところで思い切り遊ぶ「翼を解き放つ」機会を多く持てるようにしているそうです。
課外活動
バレエ教室、英語教室、体操教室、ピアノ教室を行っています。
課外活動が行われる部屋では、年に1度バイオリンとピアノによるミニコンサートが開催されています。
「情操によい、本物の音を聞かせたい」という園の思いと、保護者に演奏者がいらっしゃったことから始まった行事だそうです。
子どもの健康を大切に
明徳保育園では、内科検診、歯科検診のほかに、眼科検診、耳鼻科検診を行っています。
これも、子どもの健康を大切にする思いと保護者とのご縁がつながって継続されている事業だそうです。
園内風景
園庭、玄関です。
年少さんは、お歌を歌っていました。
教室いっぱいに響き渡る、元気あふれる歌声でした!
廊下の水栓は、年少児が使いやすいような高さ、レバー、蛇口になっています。
年中、年長さんは、お遊戯会の踊りの練習をしていました。
やっている子も、それを見ている子も、真剣です!
トイレは明るく清潔感があります。
洋式トイレだけでなく和式トイレもあり、和式トイレで用を足す練習も行っています。
取材を終えて…
「いつでも、子どもが真ん中です」
取材中、園長先生から何度も出てきたお言葉でした。
子どもの幸せを心から願う、あたたかい園の気持ちが感じられました。
学校法人明徳学園 明徳幼稚園
住所:高崎市通町75
電話:027-322-6370
Reported by かただ、Photo by あべ