公開日 2017年03月09日
平成29年3月、浜尻町にある中川幼稚園を取材しました。
国道17号が近くに通っていますが、それを思わせない穏やかな住宅街の中に立地しています。
屋根を3つ並べた、木造のおしゃれな外観が印象的です。
中川幼稚園は、名称に幼稚園とありますが、幼保連携型の認定こども園です。
平成20年よりこども園に認定された、市内のこども園としては先駆けの園です。
それより、中川幼稚園とたかみ保育園の子どもが通っていましたが、平成27年度より制度が変わり、
統合されて中川幼稚園という名称になりました。
クラス数
年長…2クラス、年中…2クラス、年少…3クラス、満3歳児…2クラス
※年度により変動あり
給食
完全給食
施設内の給食室で給食を作っています。主食も出ます。あたたかい給食はうれしいですね。
アレルギー対応も、できる限り対応されています。
バス
1号認定(幼稚園)児が利用可能
保育時間
1号認定(幼稚園)
月~金 9:00~14:00
早朝保育 7:30~8:40
延長保育 保育終了後~18:30
長期休暇中の預かり保育 8:30~17:00
2号・3号認定(保育園)
保育標準時間 月~金 7:30~19:00 土 7:30~13:00
保育短時間 月~金 8:30~16:30 土 8:30~13:00
幼稚園プレ保育
ひよこっこクラブ
月1~2回行っています。園の行事に参加することもあります。
詳しい日程は、中川幼稚園のホームページをご覧ください。
一時預かり保育(在園時でない子の一時預かり)
日時:月~金 8:30~16:30(月極め有料)
対象:6か月~3歳
子育て支援センター
日時:月~金 10:00~11:30
対象:幼稚園、保育園に通っていない子
親子で遊びながら、幼稚園教諭に子育てのノウハウを聞いたり、お母さん同士で情報交換をしたりできる場です。
少人数で行うため、電話での予約が必要です。
遊びを大切に
中川幼稚園では、一生懸命遊ぶ中で、手足を存分に動かし、手先を動かし、発育発達を育むことを大切にしています。
幼児期にのびのびと遊ぶことは、脳の育ちに欠かせないそうです。
年長さんの創作劇
12月に行われるお遊戯会(成道会 じょうどうえ)が行われ、クラスごとに出し物を披露します。
その中で、年長さんがクラスごとに創作劇を披露しています。
先生と子どもたちで、世界にひとつだけの楽しい劇を作り上げます。
年長児は、6~7月に、ミニ発表会(合奏・合唱)もあります。
外部講師による活動
保育の中で、体操(週1回)、おんがく遊び(週1回)を行っています。
体操では、体を動かす基礎を教わります。
おんがく遊びの講師は、神奈川から元歌のおねえさんに来ていただいているそうです。
子どもたちの発声がよくなり、お遊戯会の劇では、3本使っていたマイクが不要になったそうです!
園庭
保育室
写真左が6年前に改築された木造園舎、右が以前よりある園舎の部屋です。
1号認定(幼稚園)、2・3号認定(保育園)の子どもたちは、14:00まで一緒に活動し、
1号認定児の降園後、2・3号認定児は別室に移動して過ごします。
取材時、0・1・2.3歳児さんはお昼寝中、4・5歳児さんは室内遊び中でした。
図書室
園舎の中央に位置する図書室は扉がなく開放的で、明るい光が降り注いでいます。
階段、廊下
隅っこのベンチ、子どもの目線に合った窓、のぞき穴。子どもがわくわくするような作りになっています。
階段下スペースは、お迎えのあと階段を通る時、子どもたちが楽しくなって遊び、保護者を困らせてしまうこともあるくらいなんだとか。
子どもたちも大好きな、魅力的な園舎です。
遊戯室
ステージではいろんな色の光を出せたり、部屋が音を吸収する構造になっていたりと、本格的な設備です。
お遊戯会では、多彩な演出がなされます。
トイレ
光がたっぷり差し込む明るいトイレです。
年長さんの使うトイレは、和式を多く配置し、小学校に入ってもスムーズにトイレができるよう配慮されています。
プール
園の屋上には、屋根付きプールがあります。
温水を使用しているとのことで、天候を気にせず、快適なプールに入れますね。
取材を終えて…
子どもの目線に立って、子どもの遊び、学び、考え、育ちを大切にする園の姿勢が感じられました。
中川幼稚園の子どもたちは、今日もたくさんのワクワクを経験しています。
学校法人和田学園 中川幼稚園
高崎市浜尻町614番地
027-362-4175
Reported by masutani、かただ