公開日 2013年06月28日
★2016年4月1日に国分寺幼稚園は認定こども園となっております。★
イオン高崎から北東へ2キロ、西国分寺町にある国分寺幼稚園です。毎日、107名の園児が、楽しく過ごしています。
いろいろな表情を持つ園庭は、107名の子ども達が遊んだり、活動するのに十分な広さと豊かさを兼ね備えています。
園舎は、どこか懐かしいアットホームな雰囲気で、園児達の学びと安心の場になっています。
豊富な体験保育
日常の保育は、蜂須賀園長先生が運転する園バスで出かける園外保育も充実し、園行事も豊富。
季節ごとの行事に加え、年間を通してプール指導、園のとなりの広い畑での自然体験、赤城での森の幼稚園、美術指導、サッカー教室と園外からの講師による特別なプログラムも充実しています。
お父さんが出番のお餅つき、休日の親子行事、園児の御家族の協力による茶道教室、地域の方の協力による読み聞かせ等、ほんとうに盛りだくさんです。
園長先生ご自身も、子ども達とのたくさんの経験を楽しんでおられるようですが、年に一度の体験教室でも、園児たちの興味や関心のきっかけになればとお考えだそうです。
この日は年長児のプール指導でした。近隣のスイミングスクールに出かけます。
遊びを大切に
うかがったのは6月中旬、このころになると降園時間が1時間伸び、3時降園になります。
お友達とたくさん遊びたい園児のために、保育時間を延長するのだそうです。たくさん遊びたい年長児にとっては、うれしい配慮です。体力のない年少児は、2時から静かに過ごす時間を設け、横になったり、お昼寝したりして休ませるようにしています。
手作り弁当へのこころ
週に1度、手作り家庭弁当の日があります。
園長先生のお話しによると、家庭弁当は量の調節もしやすいので、子ども達は喜んで食べるそうです。
子どもに家庭でお弁当を作れるのは、在園中だけなので、家庭弁当は大切にしたいとのお考えでした。
保護者の子育てを強力バックアップ
3歳児保育ということで、年少児の一年下の子ども達の入園を受け入れています。在園児の兄弟、来年度入園予定の子どもなど、年の途中に増えてゆくということです。
在園児については、5時半までの延長保育、春、夏、冬休みの預かり保育があり、家庭での子育てをバックアップする体制も整っています。
子育て支援への取り組みとしては、今のところ在園児の家庭への支援を精いっぱいすることであると考えていて、そのための情報提供や園内での取り組みを工夫しているとのことでした。
保育のようす
これから朝の体操です。
年少児
20人と19人の2クラス合同のようす。年少さんですが席についてみんながそろうまで待っています。
♪しあわせなら手をたたこう~ を歌って待っています(笑)
年中児
一年違うと、落ち着いています。準備の出来たひとから席で待っています。
せんせいおはよう みなさんおはよう♪ カメラが気になっちゃうね
年長児
自分で着がえて、これからプールです。準備体操もしっかりと。
施設の紹介
大型遊具とともに並ぶ大きな樹が子ども達を見守っているようです。夏には安らぎの木陰を作ります。
大きなお山
子どもには結構な急坂です。足、目、手、頭・・全身を使ってのぼったり、おりたり・・。
ツリーハウス
現在、改装計画中。楽しそう!
飼育・観察
生き物を育てるのはとても大切。これは烏骨鶏(うこっけい)です。ときどき卵を産むそうです。
サトイモの観察・・ 年長さんのお部屋には、観察画が張り出してありました。
はたけ
ナス、ピーマン、ミニトマト、サツマイモ・・・ 広い!! 園児が自分で収穫すると良く食べるそうです。
ちゃいたかレポート
保育を見学させていただき、ゆったりしている雰囲気にホッとしました。
ひとクラス30人にもなる子ども達の元気いっぱいな声は、先生方のご指導の御苦労も感じますが、たくさんの園外保育や体験保育を取り入れながら、これほどゆったり感が保てるのは日々の保育を大切にされている園長先生のお考えのとおり、園児も先生も日々を楽しんでいるからなのではないかと感じました。
砂場の泥バケツ、はたけ、土の山、さまざまなところから、自然とふれあいながら素敵な遊びの時間が展開されるようすが見られます。
国分寺幼稚園、郊外の小さな幼稚園、小さな子ども達の学び舎にちょうどよい大きさ、ゆっくりとていねいに子ども達の3年間を見守り、育てる素敵な幼稚園でした。
学校法人 国分寺学園 国分寺幼稚園
住所 高崎市西国分町11番地2
電話番号 027‐373-7241
ちゃいたかサポーター masutani