公開日 2019年03月06日
今回は、小学生の子どもを持つ「ちゃいたかサポーター」7名が集まって、子どもの小学校の入学前にどんなことが不安だったか?今どうしているか?など、「もうすぐ1年生」になる子どもの保護者のみなさんのために、少しでも小学校の入学準備の不安が解消できるように、「あれこれ」話し合ってみました。
「もうすぐ1年生」のトークは、内容を3回に分けてお伝えします。
入学前の参考にしていただければ幸いです。
前回までのトークはこちら。
今回は、『保護者のつながり』についてです。
保護者も新しい環境に立つ
PTAって?育成会って?
「子どもが小学校に入学すると、学校ではPTAに、地域では育成会などに加入しますよね」。
「入ることが当たり前で、気がつくと加入している感じでした」。
「あまり団体の事前情報がないまま、加入した人が多そうですね。私としては小学校に関するそれぞれの団体の関係性がわかる『 組織図 』みたいなものが事前に欲しかったな」。
「PTAや育成会はどんなことをするんだろうか?」。
「PTAは、バザーや子育てに関するセミナーの開催、PTAや学校行事などを紹介する広報誌作り、白衣の修繕、花の植え替えなど、学校での子どもたちのためになる活動をしてますね」。
「育成会は、地域のお祭りへの協力、公民館などでのクリスマス会やお楽しみ会の開催、安全の家ウォークラリー、廃品回収など、地域の子どもたちのためになる活動って感じかな。私が住む地域では、夏休みに絵の書き方を教えてくれたり、お正月に書き初めを書かせてくれたりする集まりもあります」。
「それぞれの団体とも、子どもには大切な組織なんですね。大切なのはわかるのですが、役員の仕事量がわからない」。
「入学前に役員への就任希望を調査するための調査用紙が渡されましたが、役員業務の内容がわからないまま役員になるのは心配でした」。
「入学して行事に参加していけば、わかってくることも多いですが、第1子が入学する保護者のために、それぞれの団体からのフォロー(年間の行事予定やその内容、役員の役割、保護者の行事へ関わり方など)が欲しいところですね」。
「入学すると、PTA、育成会、学童と、役員が一気に増えるのに驚きました」。
★どの地域でも、子どもが小学校に入学するのを機に、地域やそこに住む人との関わりが密接になっていくようです。
★PTAの活動内容や育成会の行事などは、地域によって異なるようです。活動や行事に、地域の伝統行事や伝統芸能などを取り入れているところもあるようですね。
相談できる人、欲しいよね
「あと、入学前、書類に『連絡児童』という欠席時の連絡などを頼む児童を書く欄がありましたが、近所に知り合いがおらず、書けませんでした」。
「今までに出てきた話題、体育着の購入枚数や学習環境、PTAや育成会のことなど、ちょっとしたことを相談できる人がいれば、解決できそうですね」。
「うんうん。ママ友がほしい!というより、わからないことを聞ける知り合いがほしい!」。
「小学校って、保育園や幼稚園と違い、送迎などで親同士が日常的に顔を合わせないですよね。顔見知りができない。どうしたらいいんだろう?」。
行事に参加しよう!
「まずは、4月の授業参観、それから、そのあとにある懇談会に出た方がいいね」。
「懇談会では、わからないことや不安なことを聞ける場でもありました。我が子のクラスは、知りたいことを話し合う場にしてくれていました」。
「行ってみないと、どんな感じかもわからないから、なるべく出た方がいいですよね」。
「そうですね。顔見知りを作るためにも。PTAや育成会など、他の行事も同じですね」。
保護者の不安は、保護者のつながりで解消できる!
子どもが小学校への入学という新しいステージに立つとき、それをサポートする保護者も新たな世界に足を踏み入れます。
その中で感じる不安は、大人同士のつながり、地域のつながりで解消できるものが多いのではないでしょうか。
知り合いが増えると、行事への参加も楽しくなっていけそうです。
「もうすぐ1年生」トーク 全3回、いかがだったでしょうか。
少しでも就学前のパパママのお役に立てれば幸いです。
前回までのトークはこちら。
Talked by あべ、千輝、Namiki、masutani、櫻井、sayaka、かただ
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