あたたかいみんなのおうち ひよこプリスクール分園TekuTeku

公開日 2019年10月21日

幼保連携型認定こども園 ひよこプリスクール分園TekuTeku(てくてく)を見学しました。
平成31年4月開園、できたての新しいこども園は、0歳と1歳のお子さんが対象のこども園です。
高崎市島野町、ニューサンピアの向かい側にある一見大きなおうちといった外観です。

gaikan1 kanban

定員20名の小さな園ですが、小さなお子さんにとっては、こんな家庭的な園で穏かな日々を過ごすのがいいなぁと感じました。
2歳になると、高崎市新保町にある本園に移り、年齢にあった集団保育に入るそうです。

保育のようす

園庭 

園庭は十分すぎる広さ、お散歩したり、遊具で遊んだり、お砂場遊びもたっぷり楽しめそうです。
entei1 entei2

0歳児 

9時30分のおやつのあとはお昼までたっぷり遊びます。
asobi1

1歳児

この日は初めてのかけっこ。運動会の準備です。
「なになに?並ぶの?」「向こうに走るんだね」 
はじめてのかけっこは、思いのほか混乱もなく、「よーいどん」まで待てて、途中で止まることもなく、たくさん走れてびっくりでした。
kakekko

室内

0歳児のお部屋

一番小さい子は8か月児。みんながお庭で遊んでいる間に午前睡です。
おそとから戻ったらおむつ替え。すでに準備がされています。
0sairoom

 

1歳児のお部屋

室内も運動するのにも充分な広さ。奥に見えるのは食堂です。
1sairoom

ごはんの時間

11時30分、お昼ごはんの時間です。
0歳児、1歳児ともにごはんは食堂で食べます。
みんな食べることに集中して、よく食べていました。泣いている子や何かを訴えている子もいませんでした。

サポーターが「すごく落ち着いていますね」とつぶやくと、
園長先生は「そうですね、ほんとに落ち着いています。でも、開園当初は大変でした。先生たちは1人おんぶ、1人抱っこの状態で食べさせていました。」とのこと。

本園の未満児は兄弟のいる第2子や第3子が多いですが、分園の未満児は第一子が多いので、全員はじめての保育園だったということもあったそうです。
開園当初の様子も想像がつきますが、それから約5か月。こんなに自分の場所になるものなんですね。

「子どもは一度安心すれば、ちゃんとそこが自分の場所になるんです。」と園長先生。
なるほど。0歳と1歳なのに、子どもってすごいなぁ。
gohan1 gohan2

調理室

清潔な調理室からは食堂がよく見えます。
tyourishitu

トイレ

明るく楽しい雰囲気のトイレ。
1歳児はおむつが取れていなくても、時間が来たらみんなトイレに座ります。
サポーターが「どのくらい座っていますか?」と聞くと、
園長先生は「普通にトイレを使うくらいの時間です。おしっこが出ても出なくてもそれはいいんです。」と教えてくれました。
トイレトレーニングの仕方の参考になりますね。
toilet

子育て支援ルーム

2階は子育て支援ルームになっていて、平日AM10:00からAM11:00の間、だれでも遊びに来られるようになっています。
遊びに来たときは、玄関を入った1階の事務室に声をかけてくださいね。
この日も、3組の親子が遊びに来ていました。
shiennroom shiennrooom

基本情報

施設名称 社会福祉法人 伸晃会 
     幼保連携型認定こども園 ひよこプリスクール分園 TekuTeku

定 員  20名(0歳児~1歳児)

所在地  高崎市島野町1368

連絡先  027-393-6297

ホームページ 分園 https://hiyoko-tekuteku.com/

       本園 https://takasaki-hiyoko.com/

ちゃいたかレポート

ひよこプリスクールは、もともと現園長先生のお母さまが未認可保育所を始めたことから始まります。
その当時から、働くお母さんに寄り添い、柔軟に対応する姿勢があったので、今でもできるだけ個々の状況を汲み取って保育に反映するようにしているそうです。
低年齢からの保育ニーズが、ますます増えて、未満児の入園希望に応えるために、この分園はできました。
子どもにとってのはじめてのみんなのおうち、ひよこプリスクール分園TekuTekuは小さな子どもが穏やかな毎日を過ごすやさしい園でした。


ちゃいかたサポーター masutani