親子で観劇を楽しもう「どんぐりと山猫」&「注文の多い料理店」

公開日 2015年07月16日

高崎市保育協議会保護者会が主催する平成27年度演劇鑑賞会のお知らせです。

前橋市の劇団「ブナの木」を招いて、宮沢賢治の名作童話の演劇を鑑賞します。
演目は、「どんぐりと山猫」と「注文の多い料理店」の2本で、どちらも宮沢賢治を代表する童話です。
子どもたちは、楽しみながら名作に触れ、芸術を味わうことができます。
宮沢賢治の世界感を、劇団の解釈・工夫で楽しんでみてはいかがでしょうか?

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平成27年度演劇鑑賞会[PDF:537KB]

 

どんぐりと山猫

上映時間40分 原作:宮沢賢治

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(あらすじ)

ある日、一郎におかしなはがきが届きました。それは、山猫の「めんどな裁判」の招待状でした。
一郎が山奥の山猫の下を訪れると、たくさんのどんぐりたちが騒いでいました。
どんぐりたちは「誰が一番偉いか?」で争っているのです。
山猫は一郎に「この裁判、どうしたらいいでしょうか」とたずねました。
一郎は答えました。

「そんならこう言い渡したらいいでしょう…」

さあ、一郎はどんな判決をするのでしょうか?

 

注文の多い料理店

上映時間40分 原作:宮沢賢治

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(あらすじ)

奥深い山の中を、二人の紳士が猟をするため、鉄砲をかついで歩いていました。
二人は案内人とはぐれてしまい、連れてきた猟犬も倒れてしまいます。
帰ろうとするも、道に迷ってしまいます。お腹もすいてきました。
そんな踏んだり蹴ったりの二人の前に、ちょうど良く西洋風の建物が現れます。
建物は「レストラン山猫軒」という看板を掲げた立派なレストランでした。
ところがこのお店、次から次へとドアばかり。ドアには「ああしろ。こうしろ。」と書いてあります。

そう、ここは「注文の多い料理店」だったのです。

二人が最後にこのお店の正体を知ったときには、おそろしいことが待っていました。

 

宮沢賢治

1896年~1933年
詩人・童話作家。岩手県生まれ。盛岡高等農林学校(現岩手大学農学部)卒。
花巻で農業指導者として活躍するかたわら、創作活動を行う。
自然や農民生活で育まれた独特の宇宙的感覚や宗教的心情に満ちた詩や童話を残した。仏教を信仰しており、法華経を敬信していた。
代表作は、童話「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」、詩集「春と修羅」など。

 

平成27年度演劇鑑賞会

【鑑賞作品】
 劇団ブナの木による劇 「どんぐりと山猫」、「注文の多い料理店」

【日時】
 平成27年9月5日(土)
 開場13:30 開演14:00~(各40分作品+作品間休憩10分間)

【場所】
 高崎市中央公民館 集会ホール

【人数】
 200名(先着順)

【料金】
・高崎市保育協議会所属の保育園(所)、こども園の園児、保護者、兄弟姉妹、保育士
  3歳時未満  :無料
  子ども    :500円
  おとな    :600円
  当日券    :700円
・一般の方
         :700円

【申込み・チケット】
 ・前売り券申込み期限:平成27年8月19日
 ・申込み用紙に必要事項をご記入の上、代金と一緒に各保育園(所)・こども園へ申し込んでください。
  (領収書が必要な方はその旨をお書き添えください)
 ・チケットは後日保育園(所)・こども園か、当日受付にてお渡しします。

申込用紙[PDF:19KB]

地図