公開日 2018年10月13日
新町マタニティクラス その1に引き続き、その2の交流編です。
その1ではプレパパの沐浴体験や赤ちゃんの抱っこの仕方講座、妊婦ジャケット体験などを紹介しました。
プレパパに赤ちゃんを迎えるための基本をレクチャーし、妊婦さんの大変さを実感してもらいました。
プレパパ、プレママに分かれてのグループワーク
沐浴実習以外に、プレパパプレママの交流の場をもうけています。
プレパパチーム プレママチームに分かれてお題を話し合います。
他のプレパパ、プレママさんとプチ困ったこと、こうして欲しいなということなどを共有できる貴重な機会。
皆さん話すのも、聴くのも真剣。
同じ境遇の人と話すことで悩みが共有できますし、心も軽くなりますよ。
妊産婦さんへの簡単な体操
途中で、プレママさん向けの座ってできる体操が始まりました。
妊婦も新米ママになってからも、肩がとても凝るのです。
最後に、プレパパチーム、プレママチームから出た意見を発表~。
個別の状況だからと、言いにくかったお願い、気遣いについても、プレパパ、プレママグループからの要望として伝えられ、
あぁそういうことが必要なんだ~と、腑に落ちた様子。
お題は、いらしてからのお楽しみ。
入口には、妊婦さん用に、腰掛椅子も
保健師さんより
新町のマタニティクラスを担当している保健師さんは
「核家族化の現在、プレママさんが孤立したり夫婦が産後クライシスに陥らないように、虐待防止の観点からも、マタニティクラスでのグループワークが重要だと思っています。わずかな時間ですが、「気づき」を促す時間として確保しています。」
と話しておられました。
新米パパ、ママ必見 コミュニケーション術!
仕事から疲れて帰ってきた新米パパさん、家に帰ってから30分の残業があると心得るべし!
その残業とは・・・
新米ママさんの話に耳を傾けてほしいのです。
会話が成り立たない赤ちゃんと新米ママだけで悪戦苦闘の一日を過ごすおうちも少なくありません。
仕事や趣味でバリバリ社会に出ていたのに、なんだか取り残された気分にも。
不安だったこと、できたこと、頑張ったこと、話したい、分かち合いたいとママは待ち構えてます。
また、今までは、パパさんに向いていた関心も子どもに向かいます。
ここで、寂しさを訴える、におわせるパパさんに気を配れる余裕はなかなかありません。
その時に 新米ママさんにお願いしたいこと
「今からしゃべることはただ聴くだけでいい」
とまず伝えて話を始めましょう。時間を決めて話すことも有効です。
女性と男性では話すこと、聴くことに特徴があります。
女性はプロセスを最初から最後まで逐一報告することを重要視します。
そして話におちがなかろうと、共感してもらえればそれでよし。
一方で、男性が話を聴くときの姿勢の多くは、助言・解釈・肩代わりビジネス場面においては特に求められるスキルでもあるでしょうが、新米子育て夫婦の会話としては、すれ違いを招きます。
夫婦なのに、前置きなんて~ と思わず、ぜひ、
「今からしゃべることはただ聴くだけでいい」との新米ママさんの発言に、新米パパさんは、助言、解釈、肩代わりはしないぞとスイッチを入れて、話に耳を傾けてみてください。
夫婦の仲は ぐっと深まりますよ。
おまけ
育児中のママに言ってはいけないNGワード
・部屋が散らかっているね
・今日の夕飯これだけ?
・そんな風にいうとママ怖いね~
などが紹介されていました。
ママが喜ぶ、助かる言葉
・何かしてほしいことある?
と具体的に聞いてもらえるのはうれしいそうです。
社会に出ていく子供たちの健全育成のために夫婦力を合わせていって欲しいとマタニティクラスを締められていました。
reported by sayaka