公開日 2016年06月26日
高崎市内にある3つの美術館。
夏にはそれぞれ子ども向け企画を準備して子どもたちを迎えてくれます。
小さな子ども連れの家族にとっては、敬遠しがちな美術館ですが、この夏、初めての美術館に行ってみませんか?
以下は、ちゃいたかサポーターが2歳のお子さんと高崎市美術館に行った時の様子(抜粋)です。
はじめての美術館(高崎市美術館)
なんでも触りたがり、自分でやりたい子どもを連れてのお出かけ先にはほんと、苦心しますね。
美術館や映画館に行きたいけれど、うるさくしたらどうしよう、触っちゃだめと叱るばかりじゃゆっくりこちらも楽しめない、じゃあ行かないほうが・・・なんてぐるぐる悩みます。
子どもにも芸術、文化、本物に、早い時期から触れさせたい。そんな親心をくすぐる企画が、夏の高崎市美術館にありました。
土曜のお昼寝後にうちの2歳の子を誘い出し、駄目ならすぐに引き上げよう~、そんな心づもりで出発~。いざ!美術館へ!
駐車場はすぐそば!
「高崎市美術館」は高崎駅前にあります。
目の前の市営駅前駐車場の駐車券を美術館の受付で提示すると1時間の無料券をもらえます。
他にも、美術館斜め前の西口サウスパーク、サウスパーク第2、駅東口のLABI1高崎も同じく1時間の無料券がもらえます。
電車やバス利用の場合も、高崎駅西口から歩いて3分なので行きやすいですよ。
荷物預かりサービスも
受付で入場券を購入すると、荷物を預かってもらえます。子どもが小さいときは荷物が多いので、とても助かるサービスですね。
子どもは入館料無料です。
高崎市美術館 2016年夏の企画(7/7~9/4) 森竹巳の百均造形
高崎市タワー美術館
日本画を中心に展示をすることが多い高崎市タワー美術館は、高崎駅東口から、ペデストリアンデッキでつながっています。
入館者は、LABI1高崎の駐車場を1時間まで無料で利用できます。
なかなか行かない日本画の世界ですが、夏は子どもも見て楽しめる企画展が行われます。
群馬県立近代美術館の夏はロビーが楽しい!
群馬県立近代美術館では、毎年夏は1階ロビーに工作コーナーを特設し、小さな子どもからお年寄りまで、いろいろな人がアートを楽しんでいます。
今年も楽しそうな「モノづくり」コーナーが用意されています。
群馬県立近代美術館
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小さな子どもと美術館に行くときは・・
見ているうちに、好奇心から触ってみたい気持ちになることや、作品の大きさから怖がったりする場合もあるので、手をつないだり抱っこしたりして、子どものペースに合わせて作品についての会話をしながら見るようにすると、見ることへの興味が持続します。
特に、時々抱っこしてあげると、展示がよく見え、大人との会話も小さな声でできるので、展示を見ながら子どもの話を聞いてあげると、子どもの満足度がアップします。
「これはなに?」「どうして?」と次々に出てくる子どもの好奇心に応えながら作品を見ると、子どもも満ち足りた時間を楽しむことができます。
はじめは短時間で鑑賞をすませ、退屈、不安、つまらないなどと感じさせないように配慮します。
年齢によって無理のない企画展を選び、美術館でのマナーや過ごし方を少しづつ覚えていくことにより、場に合わせた楽しみ方を自然に身に付け、やがて親子で楽しめるようになります。
ちゃいたかサポーター masutani