体力づくり、異世代交流も 箕郷児童センターいずみ

公開日 2018年10月12日

クライミング! 楽しそう!

箕郷児童センターいずみの設備で一番の特徴は、ホールのクライミングウォールです。
子どもたちのクライミングの活動が見られると聞いて、取材に行きました。

さて、実際の様子は?

climing tumugikun

写真は、つむぎ君、2歳6カ月です。
今日初めての挑戦だそうですが、やる気満々、とても上手に登っていました。

「赤ちゃんからやっています。6カ月とか、7ヶ月とかでもしっかり手や足で石をつかみます。自分から手や足を伸ばして登るのは2歳くらいから。でも、小さな時からやっていると、2歳くらいでも上手ですよ」(スタッフ)

もちろん4歳でも怖がって見て楽しむタイプや、ママが楽しくてやみつきになる場合もあるとか。
個性によって、いろいろなんですね。

クライミングは、一人ひとり、順番に指導員さんの指導のもとで行います。
初回は事前の登録、同意書への署名捺印を済ませ発行されるクライミングカードが必要ですが、すべて安全に楽しむためです。

実施日は、こちらの児童センターだよりからご確認ください。

参加希望の方は箕郷児童センターいずみ(電話:027-371-0805)に要確認。

地元の熱い要望から生まれた児童センター 

箕郷児童センターいずみは全国でも珍しい民間の児童センターです。
長年、地元の強い要望があったので、高齢者福祉施設の運営を中心として活動している地域の社会福祉法人が設立したものだそうです。
「この施設があるので箕郷に住んだ」という方もいるほど、地域の子育ての拠点となっています。

izumigaikan

施設の紹介

広ーい体育館

hall

思い切り走りまわれる広さがあります。大型遊具もあり、体を使った遊びができます。

手作りおもちゃがたくさん 遊戯室

playroom

館内は、毎日スタッフが手拭きでお掃除をしていて清潔で、赤ちゃんはどこまではいはいしても大丈夫。
歩き始めの赤ちゃんがいるときは、ウレタンマットを広めに敷いて対応します。

toys

おもちゃはスタッフやボランティアの手作り。
写真の人形は、地元高校生の手作りだとか、あたたかい感じです。

陽だまりの図書室

library

遊びのスペースからちょっと離れた図書室。
明るくて静か。本の世界にたっぷり浸れます。

落ちついた授乳・調乳室 

milkroom

トイレ

toilet

清潔なトイレは、男性用にもおむつ替えシートが設置されています。

児童センターと児童館の違い

児童センターは、運動を主とした健全な遊びを通して、健康の増進、情操を豊かにすることを目的としています。
広い体育館があって、児童館よりも活動対象が幅広いイメージです。
スポーツ大会、ドッジボール大会など、年間を通して体育行事があり、企画に高校生がボランティアとして関わっているものもあるとか。

スタッフは、体育、音楽教諭資格保有者、社会福祉士など、専門的知識や技能を備えた人材がそろっています。
活動には、それを活かした工夫がたっぷり、ママのティータイムなどの子育て支援のプログラムも人気です。

学童も併設

箕郷児童センターいずみには、学童クラブが併設されています。
毎日のおやつはスタッフの手作りだそうです。

世代間交流で、高齢者施設にも気軽に訪問

地域の高齢者福祉を主な活動とする社会福祉法人が運営しているので、近くにあるデイサービスを訪問するという活動が日常的にあります。
納涼祭など、各施設合同行事もあり、世代間の交流もこの施設の素敵な特徴です。

箕郷児童センターいずみ

住所:箕郷町矢原14-1

電話:027-371-0805

開館時間:9:00~17:00

休館日:日曜日、祝日、年末年始


ちゃいたかサポーター masutani(2014年8月)

地図

箕郷児童センターいずみ