公開日 2018年10月14日
イヤイヤ期
お子さんが2歳になる頃から、何に対しても「イヤ!」と言って、お困りの保護者の方も多いのではないでしょうか。
イヤイヤ期は、「第1次反抗期」と呼ばれ、成長過程のひとつといわれています。
自我が芽生えてきますが、相手に気持ちを言葉で伝えることができず「イヤ!」といった言葉や態度で表現をしているのです。どうすれば自分の気持ちをコントロールできるかを学んでいる時期なのです。
イヤイヤ期がないお子さんもいれば、イヤイヤ期が始まったお子さんでも、始まる時期やその長さには個人差があります。
イヤイヤ期の目安
3~4歳頃になると、少しずつ何に対しても「イヤ!」となることが減ってきます。
その理由として、自分の気持ちや伝えたいことを言葉で表現できるようになってくることや、一人でできることが増えてくることが挙げられます。
イヤイヤ期の子どもへの対応
今回はイヤイヤ期の一般的な対応の例をご紹介します。
感情的に怒鳴らない
感情的に怒鳴ってしまっても、なぜ怒られているのか、なぜいけないことなのか、子どもには理解はできません。
「イヤ!」という言葉や態度にはどんな気持ちが背景にあるのか考えてみましょう。
何もかも「イヤ!」となればイライラしてしまうこともあると思います。
そんな時は、「成長している証拠だな」と一呼吸おいて受け止めてみましょう。
しかるときはすぐその場で短時間で
しかる必要があるときは、その場でしないと子どもはなぜしかられたのか分かりません。
また、長時間しかっても集中できません。
短時間で子どもに向き合い、分かりやすい言葉で伝える必要があります。
しっかり甘えさせる
自立しようとする反面、まだまだ甘えたい時期でもあります。
甘えるときは思う存分甘えさせてあげましょう。
たくさん褒めてあげる
褒められることで子どもの自信につながります。
何度失敗しても、できたときには思いっきり褒めてあげましょう。
まとめ
イヤイヤ期には個人差があります。
何を言っても「イヤ!」と泣かれてしまうと、親としてはお手上げ状態ですよね。
そんなときは、子どもの気持ちが落ち着くのを待つしかないので、「こうすればうまくいく」という特効薬的な対処法はありありません。
時には「今日だけは特別ね」といった対応があっても良いかもしれません。
いくつかの選択肢を用意して、子どもに対して柔軟に対処することが大切です。
この時期の子どもに対し、できるだけ叱らずにうまくコミュニケーションをとるにはどうすればよいかなど、子育てに関する悩みや相談事は、気軽に市総合保健センターなどの子育て世代包括支援センターにご連絡ください。
子育て世代包括支援センター
保健センター、こども家庭課、保育課、こども発達支援センター、子育てなんでもセンターの各窓口では、「子育て世代包括支援センター」として、妊娠、出産、子育ての「こんなときどうしたらいい?」に、関係職員が連携して対応しています。詳しくは、市ホームページ・子育て世代包括支援センターのページをご覧ください。
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◇保育課 電話:027-321-1246
◇こども発達支援センター 電話:027-321-1351
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◇子育てなんでもセンター 電話:027-393-6101
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